エレコムM-BPAUP2Rの構造
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MRエンジンて何?

 
最近マウスを買いすぎだよな、と思いつつ電気店でマウスを眺めていたら”新開発MRエンジン”という宣伝文句が目に付いた。なになに、とパッケージの裏を見てみるとミラーを使って、LEDの光をセンサーと同軸で照射する事で、画期的な感度を実現したらしい(エレコムのページを参照)。
 本当か?と思いつつメーカーがエレコムなので、サンワよりは信用出来るので試しに一つ買ってみた。
 なお、このPALVOシリーズは去年の10月頃に発売されたものだけど、サイズが大・中・小とあって、値段も一緒なので、小にしてみた。

 そして、簡単にEM5のボールに当てて試してみると、確かにかなりカーソルの動きが良い。感覚的にはサンワのMA-LS3と同等かそれ以上な感じ。
 それでは、気になる内部構造を見てみると・・・
 形状は個性的だけど、後ろのフィンみたいなのは不要に思える。
 あと、ホイールの形状が独特。
 内部は基板が前後二枚に分かれ、フラットケーブルで接続されている。
 改造ベースには基板が小さくて助かる。
 この構造は外形の違うマウスで基板を使い回す為のものと想像するが、他のサイズを見たら違っているかも知れない。

 センサーの上には謎のシールが貼られている。
 MRエンジンの実装。

 ここで基板の高さが必要なので、スイッチの基板と分けたのかも知れない。
 基板の裏側を見ると、コントローラーが無い。

 どうやらコントローラー一体型のセンサらしい。

 てことは、XY軸の入れ替えは難しいか?
 MRエンジンの肝の部分。

 左側がセンサ受光部の下のレンズで、右側がLEDの入る筒。
 アクリル?一体成型の部品で、ミラーはプリズムと表面反射を利用しているようで、ハーフミラーになっていたりはしない。

 右側のLEDの真下と、センサ受光部の下で二回反射している。元の光量よりはかなり落ちそうだが、それより照射角度の方が重要なのだろうか?
 そしてセンサの上のシールを剥がしてみると、これがまたしてもPixArtのセンサで"PAN3501_UΓ-N"という刻印が見える(ΓではなくてTかIかも知れない)。
 そのものずばりな型番は見つからなかったけど、PAN3501はコントローラ一体型の光学センサなので、そのバリエーションなのだろう。
 これはPixArtの既存光学センサ流用?のレーザーマウスに続く高感度マウスのソリューションなのかな?

 ところで、PAN3501のデータシートを見るとカウント数とボタン数とセンサの設置方向が各ピンを5V・GND・空きに接続する事で設定出来る。なので5ボタンの400カウントマウスにする事が簡単なんだけど、肝心のセンサの方向設定が0度と+90度と-90度・・・
 つまり、マウスの内部でセンサを縦に設置するか右横に向けて設置するか左横に設置するか、ってそれしか選択肢が無いのかよ!せめて前後逆に設置する180度は欲しいだろう。ついでにミラー反転も有れば大層嬉しかったんだけど・・・
 一応、本当にそのように設定できるか3番ピンをGNDに接続して試してみたら、確かにマウスを右横に向けて持って操作するようになった。

 ということで、簡単にカウント数が落とせるし、センサ基板も小さくて(高さはちょっと有るけど)改造ベースには良さそうだったんだけど、肝心のXY軸を反転する方法が無いので、ドライバソフトを自作する目処が立つまで保留という感じ(多分ずっと保留と思われる)。

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