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1.ホイールの代わりにスティックが付いてるようだが・・・
トラックボールの製品数もずいぶんと少なくなってしまった。生き残っている機種も良く言えば王道の枯れた技術、悪く言えば保守的な古くさい技術のものばかり。
一方、マウスは日々新製品が出てきて、キワモノ的なものから画期的なモノまで、面白そうな機種が多い。
気が付けば、最近マウスばっかり買っているなあ(でも使っては居ない)。
という訳で、またちょっと変なマウスを買ってしまった訳だが、これがサンワのMA-G8というホイールの代わりにスティックのようなモノが付いているマウス。
これが本当にスティックなのか?という辺りに興味が有った訳だが。
因みに、ホイールの機能を拡張したものはA4tecのホイールが2個付いたもの辺りから始まって、アーベルのフリーボールとかの小球トラボ内蔵型とかあるけど、最近はチルトホイールが主流なのかな?
本家MSのチルトホイールを持ってないので、こないだ買ったサンワのグランツの信号がチルト風なのかイマイチ判らんのだけど、フリーボールとは信号が違う事が判ったので、統一規格が有る訳では無いのだろうか、とか思いつつこれも信号を調べてみた。
マウス本来の用途には別に何も期待してなかったんだけど、形とか色とか結構好みだった。
スティックの前方のコマが中央ボタンになっている。これはちょっと遠くて押しづらいかも。基板上はごくあっさりとした構成で、光学センサはアジレントのA2051。
そしてスティックは本当にスティックで、ボタンの組み合わせでチルト風な動作をさせている訳では無い。このスティック部品は斜め前方に向ける為のプラのマウントに載っているが、ピンとハンダ付けされているので、型番等が見えず正体不明。
構造的にはスティックが異彩を放っているが、それ以外は普通の光学マウスだ。
とりあえず、ドライバ(CDが付いてくる)を入れずに普通に使うと、スティックの上下がホイールの上下と等しく、左右は無効になっているのだけど、この上下スクロールがとんでもなくスピードが速い。
油断してると長いページが一気に下まで行ってしまうような塩梅で、ちょっとづつ(普通にホイールで一コマみたいな)動かすのがかなり困難。
多分、スティックの倒し具合で大きな数字が出てくるのをそのまま使っているのだろう。つまりノートPCとかのトラックポイントとそっくりな挙動のようだ。
あと、肝心のカーソルの移動がややギクシャクしてて、個体不良かもと思えるようなレベル。まあそれはどうでも良いんだけど。
2.信号を見てびっくり
汎用USBドライバで信号を見てみようと、USBのベンダIDとプロダクトIDを調べてみると、ベンダはPrimax Electronicsと表示された。ググってみると台湾のメーカーでマウスも扱っては居るようだけど、サンワ(あるいはこの機種)とどういう関係なのかは良く判らない。
ちなみにマウスに貼ってあるシールには”Desigend by SANWA SUPPLY”と書いてある(これは何にでも書いてあるっポイんだけど)し、全体的なデザインセンスとかも他のサンワのマウスと共通な気がする。
それはさておき、信号を見てみると全部で5バイト有って、3バイト目までは普通のマウスと同じだけど、3/4バイト目でスティックの出力が、まるでXYの出力がもう一つあるような感じになっている。
これはちょっとびっくり。
Byte Bit 適用 0 0 左ボタン(ONで1、OFFで0、以下同様) 1 右ボタン 2 中(ホイール)ボタン 1 0〜7 X軸移動量 -128〜127 2 0〜7 Y軸移動量 -128〜127 3 0〜7 スティック前後 -63〜63 4 0〜7 スティック左右 -63〜63
これでは、そのままホイールの挙動にすると速すぎるハズだな。
で、専用のドライバを入れてみよう、とCDを見てみると、そのCDのタイトルが何故か”SANWA Libra”になっている。トラックボールのLibra-90とかと関係が有るかは不明。
そしてインストールされるドライバは”Mouse Suite”というモノで、いつもの”Scroll Mouse”では無いし、トラックボールマウスとも当然違う。
このドライバでデフォルトのマウスの種類?がLibraとなっているようだ。
という事で、ドライバを入れればスクロールの挙動も常識の範囲内で納まり、調整も出来る模様。
因みに、カーソルの速度とかもWindows標準ドライバと準じているので、普通に使えそうなドライバと思われる。安定性とかは良く判らないけど・・・