サンワサプライMA-LS3の構造
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サンワサプライ第二世代?のレーザーマウス

 
MA-LS1に続くレーザーマウスがサンワから出てたので買ってみた。同じレーザーセンサで有れば特に欲しく無かったんだけど、製品情報を見るとHP6000レーザーエンジンを搭載と書いてあったので、Agilentのセンサだろうということで。

 カーソルの動きを、ごく簡単にEM5のボールに当ててチェックしてみると、MA-LS1のセンサよりは追従性が高いような気がする。とはいえ、感覚だけで評価するのは危険なので何か定量的に評価する方法は無いものだろうか・・・

 それはともかく、このレーザーマウスはグランツシリーズの5ボタン+チルトホイールのモデルをレーザー化したような製品で、外形などは従来品と類似している。
 早速分解して構造を見てみた。
 グランツの5ボタンシリーズは3種類の大きさが有るのだけど、レーザータイプは一番小さいサイズしか出ていない(今のところか?)。

 まあ、改造ベースと考えればサイズは小さい方が良いんだけど、このサイズだと自分の手ではサイドボタンがちょっと押しづらいかも。
 これがセンサと光源部分。

 センサはかなり足を伸ばした実装になっている。
 センサ受光部の下にはプリズムが有って、斜め前方を見る形、逆に発光部はご覧のように斜め後方を照らす形になっている。
 
 基板の裏側。

 コントローラーはCYPREES。

 コントローラーとセンサの間の信号がシリアルなのかパラレルなのかは、まだ不明。
 アジレントのセンサのデータシートが見当たらないので、パターンを追って推測すると、センサの1〜4番ピンからコントローラに入力してるので、パラレルっぽい雰囲気。
 基板の表側。
 ホイールとサイドボタンが別基板になっている。
 サイドボタンからの信号線は画面左上の白いコネクタに接続している。

 基板上に見えるボタンは、右上から左ボタン・中央ボタン・右ボタン、中央上下がチルトの左右ボタンになっている。

 センサはやっぱりAgilent製。
 これがレーザー発光部。

 LEDっぽいMA-LS1とはえらい違いだ。
 センサ受光部と発光部のレンズ・プリズムは一体型。
 ところで、このサンワのグランツでは以前から気になっていた項目が三つ有ったので、ついでなのでちょっと調べてみた。

 一つめは、ドライバソフトのカーソル速度の項目がどうなっているのか、という点。
 結果から言うとフォースのドライバと同じで、相変わらずWindowsXP標準のドライバより設定項目が少ない。やる気無いのかなあ・・・

 二つめは、本体ボタンでのカウント数の切り替えが、どんな塩梅なのかという点。
 取説を読むとホイールボタンと右ボタンの同時押しで、デフォルトの800カウントから倍の1600カウント、半分の400カウントにローテーションして変化するらしい。
 そして、これにはドライバなどは関係無く、本体だけで動作しているようだ。
 そして確かにカウント数が変更出来ているようなんだけど、LEDが点く訳でも音が鳴る訳でも無く(当たり前か・・・)ただカウント数が変わるだけなので、本当に変わっているのか判りづらい。
 同時押しのタイミングとかにより切り替わらない事が良く有るので、本当に手応えの無さにストレスが溜まる。
 なお、800カウントを400にしたり、1600にしたりする際に単純に1/2とか2倍にして出力しているのかどうかも興味が有ったんだけど、上記のように本当に切り替わっているのか判りづらい状態で、汎用ドライバを使ってマウスからの信号を数字で見ていても、区別が付かないのでイヤになって止めました。

 三つめは、チルトとか多ボタンが信号のどの部分に乗っているのか、という点。
 一般的なホイールマウスでは、信号は4バイトで最初のバイトがボタンのON_OFFが1ビットづつ、2_3バイトがX軸Y軸の移動量がそれぞれ-128〜127の255階調で、4バイト目でホイールの上下となっている。
 で、GLANZの信号を調べてみると、
Byte Bit 適用
左ボタン(ONで1、OFFで0、以下同様)
右ボタン
中(ホイール)ボタン
サイド前ボタン
サイド後ボタン
チルトホイール左側
チルトホイール右側
空き
0〜7 X軸移動量 -128〜127
0〜7 Y軸移動量 -128〜127
0〜7 ホイール上げ:0x01
ホイール下げ:0xff
 となっている。

 因みに、アーベルのフリーボールマウスの5ボタンだと、ボールの挙動がホイールと異なっていて、

3バイト目:ボール前0x01、ボール後0xff、ボール左0x07、ボール右0xf9

 となっている。

 だから何だと言われると困るんだけど・・・

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