ナイル殺人事件

ナイル殺人事件





『私の感想』

「ナイルに死す」を読み終わって、映画を見たいって思っていたのですが、地元のレンタルビデオ屋には、全く無くて…。
捜しに捜して、やっと東京のレンタルビデオ屋でゲットすることが出来ました。
もう見る前に、自分の手元にビデオがあると思っただけで、感動しちゃいました。(笑)

内容は簡単に説明すると、

莫大な遺産を相続したリネット(ロイス・チャイルズ)は、親友ジャクリーン(ミア・ファロー)のフィアンセだったサイモン(サイモン・マッコーキンデール)と電撃結婚し、ハネムーンのためにエジプト旅行にでかけました。
その先々でジャッキーが現れては、二人に嫌がらせを繰り返します。
ポワロは偶然彼らのトラブルを知り、なんとか円満に解決できないかとアドバイスをするのですが・・・。
そんな中、ナイルクルーズ「カルナック号」の客船でリネットが誰かに殺されます。
この船にはジャクリーンを筆頭にリネットの財産を狙う者、敵意を抱く者ばかりが乗船。
全員に殺人の可能性があるのです。
ポアロが”灰色の脳細胞”を使って、懸命に捜査をするのですが、第二、第三の殺人が発生し・・・。

アガサクリスティーの原作の映画、「オリエント急行殺人事件」を以前見ましたが、それに負けないくらい「ナイル殺人事件」も豪華なオールスター・キャストでお腹いっぱい。
エジプトの有名な遺跡を巡り、その景色を堪能しながら、様々なハプニングが発生していきます。
エジプトファンには、ありがたい映画です。
ピラミッド(たぶんクフ王)の上・アブシンベル神殿・カルナック神殿での撮影、よく許可がおりましたよね!!
私は、リネットとサイモンのように、馬に乗ってピラミッドの周りを走ってみたいですね。
登場する遺跡には、全然人(観光客)がいなくて、貸切り状態。
私が観光中は、嫌っていうぐらい人がいて、ストレスが溜まりました。
本当にうらやましい限りです。
沢山お金使っているんだろうなぁ。(現実的な私でごめんなさい)

リネットの親友でフィアンセを奪われた、ジャクリーンを演じたミア・ファローの演技がとてもよかった!!
本作は、アカデミー衣装デザイン賞を獲得しているみたいですが、ミア・ファローにアカデミー主演女優賞をあげたいですね。
「ジェシカおばさんの事件簿」で有名なジェシカ・フレッチャーが全くイメージの違った役を演じていたのには、ビックリ。
さすが女優さんですね。
ジャクリーンが二人の新婚旅行につきまとっている気持ちが分からなくはないけど、少し怖い気がしました。
いっぱい書きたいのですが、ネタバレしたら、まだ見ていない人にはつまらなくなってしまいますね。
原作に比べると、少しストーリに省略部分がありますが、変な誇張は無く、原作に忠実に出来ていると思います。
アガサ得意のトリックと推理劇を存分に堪能できるミステリ映画の傑作だと思います。