冒険者としての活動を始める第一歩として、まずは装備を整えることに。
現在の所持品は、短めの刀「脇差」、黒ずくめの衣服「黒装束」、そして体力回復用の丸薬「強壮丸」、暗いダンジョンを照らす照明器具「提灯」の4つだけ。
最低限の・・・、というか、最低限以下の装備やのう・・・。
とりあえず深森の町の武器屋を覗き、手ごろな武具がないか探してみる。「忍者刀・・・軽量で刀身が短い、忍者が使用する刀」
・・・欲しい。
忍者を目指す国東にとって、これほどピッタリな武器があるだろうか?いや、ない!
・・・だが、高い・・・。
売却価格4940Gに対し、所持金4195G・・・(T_T)。
今回は忍者刀の購入を見送ることにする。
気を取り直して、購入可能な武具を物色。
太刀とか胴丸とか、良さそうな武具は皆高いのう・・・。
「まずは防具から揃えるべし」というのをどこかで聞いた覚えがあるから、武器より先に防具買うか・・・。
鎧はあるから、とりあえず盾と兜の良さそうなのを・・・。
これなんかいいかな・・・?
「脇差(左手用)・・・普通の脇差に、左手でも扱いやすいよう様々な工夫が凝らされたもの」
盾代わり(「脇差(左手用)」は盾扱い)にこれ持てば二刀流!
なんか格好良くって良し!
お値段2730G也。
「面具・・・主に顔面を防御するために考案された面頬」
面白味のある物ではないものの、防御を固める意味で購入。
お値段676G也。
これで元々の所持品と合わせて、武器・鎧・兜・盾が揃ったので、残りの所持金で武具を強化・・・。
・・・残りの所持金、僅か789G(T_T)。
現時点での武具の強化は諦め(T_T)、資金を得る為に早速冒険を始める事に。
とりあえず武具を揃えたとはいえまだまだ能力が低いので、迷宮に潜って一攫千金を狙うのは無理。
確実な収入が約束されている依頼を地道にこなすしかないか・・・。
「手頃な依頼はありませんか〜」と酒屋で求人広告を眺める。
めぼしい依頼は・・・。
「降魔の利剣」の探索依頼、流砂の町での買物依頼、東方都市への宅配依頼が2件・・・と。
アイテム探索依頼は困難な事が予想されるうえ、アイテムの在処を情報屋で調べてもらう為の資金が無いのでパス、流砂の町での買物依頼は目的地が遠いのでパス、手頃なのは東方都市への宅配依頼か・・・。
東方都市はすぐ隣の街で移動が楽なこと、またとくに危険も無いようなので宅配依頼を受ける事にする。
依頼の詳細は・・・。
「この胴丸を東方都市の宿屋んとこまで配達してくれるだけでいい」
「道具屋に忍者刀を届けてくれればいいんだ」
ぐはぁ!
資金不足で購入を諦めた忍者刀と胴丸かぁぁぁぁぁぁ!?
これはもしや、「かすめとっちまえ」という神の啓示か!?
新米冒険者ナメたらあかんぜよ!
・・・と思ったものの、数千Gごときで指名手配されるのは割に合わないので黙々と宅配を遂行する。
・・・なんて小市民なわし・・・(T_T)。
深森の町を出て、乗り合い馬車に乗って東方都市へ。
特にモンスター等の襲撃も受けずに無事東方都市着。
ちなみに、交通費200G也。
宿屋と武器屋に寄って依頼品を渡し、後は帰って報酬を受け取るだけ〜。
空荷で帰るのは不経済なので、宿屋で帰路の荷を物色。
数ある依頼の中から、深森の町への宅配依頼を選択。
そのまま帰るのもなんなので、武器屋やら魔法屋やらを冷やかしてウィンドショッピング。
さすがは東方都市、日紫の首都だけあって品揃えも豊富〜♪
「黒作太刀」あたりもええが8424Gか・・・、ちと高いのう・・・。
「漆黒の腕輪」は53539G・・・、手ぇ出せへん・・・(T_T)。
・・・現時点で買えるものナシ・・・。
・・・帰るか・・・。
本当は鈴音の町での買物依頼を受けつつ、西をグルっとまわって深森の町へ帰りたかったものの、寄り道してると路銀が足りなくなりそうだってので我慢我慢・・・。
帰路も特に何事も無く、無事深森の町に帰還。
宿屋で依頼達成報告をして報酬3000G受領。
武器屋に依頼品を届け、再び東方都市に舞い戻り・・・。
・・・その前に宿屋で依頼のチェックチェック・・・。
・・・手頃な依頼、無いやんけ(T_T)。
断腸の思いで、空荷のまま東方都市まで移動する。
東方都市の宿屋で報酬1500G受領。
少しばかり懐が暖かくなったので、武器屋に武具を持ち込んで強化してもらうことにする。
トンテンカンテントンテンカンテン・・・。
あっという間に貯えは底を尽きました(T_T)。
脇差+1、脇差(左手用)+2、黒面具+2、装束+2まで強化したところで・・・、以下次号!
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